鹿児島県内や、研修で行った土地で、 見かけた建築をかって気ままに掲載していきます。特に所有者や、設計者に断ったわけではなく、詳細のデータが在る訳ではないのですが、近くを通ったときの記憶として作っていくものです。

なるべく、客観的な情報を元に記事にしていきたいと思いますが、迷惑をおかけした場合は、未熟者に対する寛容な態度でご容赦ください。所有者・設計者等掲載する場合は、公表されている建築や、本人の了解を取った建築のみとします。今後、ルールを作りながら紹介していきます。

ご意見等 ございましたら、メールでお送りださい。

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no04**専用住宅:鹿児島市  20030226

外観:道路面から

内観:ホール吹抜け

 1階は駐車場で、中庭を境に東側をパブリックスペース西側がプライベートスペースと、立体的にゾーニングがなされている。

 中庭に面するスペースは2階が玄関ホール、3階がセカンドリビングで、2つの空間は吹抜けでつながっている。縦方向への空間を意識してプランニングが成されている。

 住宅全体は中庭を中心に各室が配置され、それぞれの部屋は各階のホールと外部の中庭でつながり、閉ざされた道路面の外観とは打って変り、開放的な住空間となっている。

鹿児島市宇宿の旧道沿いを走ると、紫原団地への陸橋の近くにある。道路に対して間口が狭く奥に長い敷地に建っている。
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no03**荒物店:鹿児島市  20010518

近景:店内が見える

遠景:ファサード

荒物屋の店舗建築であるが、かなり古い建物である。瓦屋根にモルタルの外壁、木の建具とコンクリートの土間。建物の両側にある壁と、軒の出が、バランスよくフレームを形成し、2階部分の腰壁が横長の開口を印象付けている。2階も倉庫になっている様だ。

使いつづけられる建築は、作る者にとっては、幸せな事だ。

鹿児島市のいづろの交差点を南に行くと見えてくる。歩道を歩いていると、古びた建物が見えるだけだが、少し離れて見るとファサードのバランスが良い。
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no02**加治木の住宅:加治木町  20010418

外観:南側

居間:階段部分

 

設計者:有村和浩建築設計事務所

施工者:昭久建設

1階部分が鉄筋コンクリート造で、2階は木造となっている個人住宅。若い夫婦2人が住む開放的な内部空間になっている。南側中央には、外部のウッドデッキにつながる、

 玄関兼用のサンルームになっている土間空間がある。1階はこの土間空間を中心にエントランス、和室、居間とつながっている。1階は、内外部ともコンクリートの打放し仕上で、2階への階段も、木の板だけのシンプルな仕上である。2階は、広いバルコニーが有り、空間のつながりを意識した平面になっている。外観は、コンクリートの打放し、木の縦張りと、すっきりとした印象を与えている。

 

鹿児島県加治木町の高速道路の近く、国道10線バイパスからのアクセスで、団地の中に位置する。近くには、加治木中学校がある。
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no01**妙円寺団地公営住宅:伊集院町  20010418

南棟:エントランス部分

北棟:南外観

公営住宅で一見するとモールのような印象を受ける。色使いも黄色と青・白と楽しめる外観だ。手前の芝生と、建物1階部分の連続した壁が印象に残る。イタリアの香りのする建築。今度は、内部を見てみたい。

この建物の北側に従来の計画の公営住宅が、外壁の色彩を合わせて建っている。

鹿児島市の西伊集院町の妙円寺団地内にある。4月は、前面道路の桜並木がきれいです。
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